ブログもどき

適度に好きなことを書いていきます。

 5.22 ヴェルディVSレッズ について。

 大学で授業を受けた後行ってきました。全体的に見ればいつもの悪い病気が出た試合でした。
かなりヘコんだのでロスタイムに突入した瞬間に席を立って帰りましたよ(^^;。
ああいうサッカーでホイホイ勝てるほど世の中は甘くないと。
1−3は妥当な結果といっていいのかも。FWの差もありましたね。


 まあいつもの病気というのは

1.ゴールを狙う意図の見えない単なるボール回しに終始
2.ボールを持っている選手に対してのフォローがない
3.選手自体に動きがあまりない(2に付随して)
4.ゴール前でもパス回しでシュートをほとんど撃たない
5.後半になって全てが急に改善される45分間だけサッカー

というところでしょうか。
なんで前半から後半の動きができないのかはなはだ疑問なんです(苦笑)。
こればっかりは技術云々の話じゃなくてたぶんメンタルの問題だと思うので
もはやそうしてくれとしかいいようがないですね・・・。
あと課題はオジーも記者会見で言っていたようにフィニッシュの精度だと思います。
後半に入ってからは動きは抜群によかったんですけど,後一歩フィニッシュの形が
どうにもうまくない。2点リードされていたこともあるでしょうが
ゴール前で大事にいきすぎてるような気がします。
そこでシュート撃ってもいいんじゃないかと感じられたところがいくつかありました。
あと引いた相手に対する攻め方をうまく構築というか意思統一できてないようにも見えます。
引いた相手に限った話でないような気もしますけど(^^;
要するに攻めのバリエーションがあまりないといえばいいのでしょうか。
パスをつなげたその先はどうするのかっていうのを今一度オジーに徹底して欲しいです。


 守備面ではレッズの早い攻撃(カウンター?)に翻弄されたような形で
プレスをうまくかけられなかった印象が。飯尾もあまり効いていたようには見えませんでした。
サイドもあまりケアできてませんでしたし。永井の攻めがそんなに脅威にならなかったためで
それが致命的にならなかったのは運がよかったと言っていいと思います。
 失点シーンに関しては1点目,2点目共にDFラインの集中力の問題ですかね。
さすがに1点目の,義成のゴールキック闘莉王がヘッドでDFラインの裏へ飛び出した
田中達也にダイレクトにパスなんてそうそう予測できないとは思うんですけど(苦笑),
田中達也が裏を狙っていることは重々承知のはずなのでやっぱり常に警戒はしておくべきですよね。
3点目は前がかりになったところをやられたのでしょうがないといえばしょうがないのですが
岡野に振り切られてクロスをあげさせるのは致し方ないにしても,
ゴール前に数人がディフェンスに戻っているにもかかわらず山瀬がどフリーなのは
いかがなもんでしょうか・・・。しかもゴール前山瀬1人でしたし。
サイド攻撃に弱いのも治ってないので要改善です。
 先発2戦目の李康珍は動きは悪くなかったと思います。まだコミュニケーションに
難があるみたいですが,いい選手なのではやいとこ馴染んで欲しいです。


 後半押してる時に,左から平野がクロスをあげても誰も合わせられないのを見たときに,
ついエムボマがいればヘッドでズドンといっちゃうんだろうな・・・と思ってしまいました。
やっぱり負けた後には戦犯探しで大抵矛先は外国人選手に向かうわけですが,
相も変わらずvboardsというサイトでは外国人選手叩きのオンパレード。
確かに助っ人として来ている以上はきちんと試合に出て責務を果たして欲しいですが
誰々はいらないとか解雇とか切れとか果てには「消去」なんてあって
見ていて悲しくなってしまいます。選手は駒じゃないんですけどねぇ・・・。
さかつくでの考えを現実に持ち込むなんて。そう感じてしまうのは僕が甘いだけですか?
まあそういう人たちに限って活躍すると手のひらを返したように賞賛するのですがね。
個人的にはヘディングの強いFWがもう1人くらいいればいいかなとは思いますけど。
フロンターレの町田とか。


 あんな試合でしたが後半入った桜井にドリブルで仕掛ける姿勢が甦ってきたことは
唯一の収穫だと思います。リーグ戦はナビスコ予選をはさんで次は6月16日の鹿島戦。
また間が空くのでけが人は早く養生して次こそはベストな布陣で臨んでもらいたいと思います。
「Strong Soul」で行きましょう。