ブログもどき

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2007.08.16 J1 第21節 鹿島アントラーズvs東京ヴェルディ

完全に実力の差がでました。完敗です。ルネッサーーーンス(違う)


それに加え、和田・福西不在の影響がモロにでてしまいました。2人が同時に不在になってしまったことが、差にさらに拍車をかけました。代わりに入ったのが、その入ったポジションを本職としない、レアンドロと富澤では、J1で、且つトップのチームにはそりゃ通用しないよねと。あれだけ中盤でプレスがかからずに、好きにさせたら、そりゃ攻められるでしょう。相手が小笠原、本山といった代表レベルの選手ならば、なおさら。右サイドバックが富澤でも、中盤の右が福西であれば、まだどうにか対処もできましょうが、レアンドロにそれを求めるのは厳しかったですね。レアンドロは攻撃でもいいところがなくて、本当に散々な出来。

期待される平本飯尾のコンビからの崩しも、あの2人では右サイドから攻撃を組み立てることが出来ないために、それだけ(あと左サイド)を警戒すればいい格好になってしまい、チャンスを作ることが出来ませんでした。


後半途中で菅原を下げ、3バックに布陣を変更するも、65分くらいからヴェルディは明らかに足が止まって、奏功しませんでした。


最後にディエゴが一撃食らわしてくれたことが、この試合で唯一ポジティブな要素。


この試合では、現在メインで使っているシステムに対する、ポジション適性を考えなければならない、ということが浮き彫りになったと思います。


1つは、今のシステムの中盤の構成(ダイヤモンドのようではあるけど、左右の2人は純粋なサイドのMFの役割ではなく、やや守備的MFな、セントラルMF的な役割?)において、左右のポジションをこなせる選手が福西・柴崎・大野しかいない、ということでしょう。これは最大の欠点だと考えます。今節では福西がサスペンションで不在の上、大野も腰痛という、完全スクランブル状態でした。先週金曜のエルゴラのプレビューでは、4-4-1-1へのシステム変更も、という記述がありましたが、恐らくシステムを変更して臨んでいれば、まだ多少は太刀打ちできたのでは、と考えてしまいます。しかし、当日のレアンドロのあのパフォーマンスに、右サイドバックが富澤では、目立った成果は出なかったでしょうが。


2つ目は前々からわかっていることですが、右サイドバックの人選が、現在、和田の次が富澤ということ。ここは去年同ポジションのレギュラーだった海本がいれば、こんなことは問題にもならないのでしょうけど。やっとサテライトで試合に出だしたようで、そこは解決に向かっていると考えていいでしょうか。サテライトでは、吉武もサイドバックで試しているそうで、実際の試合を見たことがないので、その働きのほどは不明ですが、評価としてはどうなんでしょう。


システムの習熟度とを天秤にかけながら、考えていく必要があるでしょうが、今のヴェルディの選手層を考えれば、(今節なんかは本来のポジションではない選手を2人もいれなければならなかったので特に)システム変更をして臨んだほうがよい、といえるのではないでしょうか。