まー情けないことこの上ない。たとえ土屋・冨澤・レアンドロが揃っていても、勝つことはできなかったでしょう。誰がいない、とかではなくて、横浜FCとの試合とやってることが大して変わってない。根本的なところが全然できてません。緊張感、集中力があまりになさすぎる。観ていて勝つって気持ちが伝わってこない。スタメンで集中できてたのは大黒と柴崎くらいじゃないかと。交代で入った選手がどうにかしようと動いていたことが見えたことだけが救い(そこが横浜戦とまったく変わってない、ではなくて大して、ということの違い)。
北海道から遠征してきた相手よりも動けてないってどういうことかと。攻撃はパス出したらそれっきり。基本人任せ。足元に、横パス、バックパスばかり。ミスも多い。手詰まりになって、ディフェンスラインもしくはキーパーから前線への苦し紛れの精度の低いフィード→相手ボールで一体何度自ら攻撃の機会を潰したか。守備は前線から追えてもいなければ、中盤もユルユル。中盤で簡単にパスを出させちゃうから、センターバックが対応に苦慮する展開になるんです。1失点目なんか簡単にクロスをあげさせたからでしょう。
観てて一番ひどかったのが25番の選手。前半ドリブルでつっかけてファウルを取ってもらった場面以外では、ダラダラ走ってるだけで、守備はアリバイ、攻撃は簡単に相手にボールを取られるわ、観ていて正直ストレスしか感じませんでした。前半だけで代えて欲しかったです。
また選手の配置にも問題があったように思えます。最後までフォーメーションがはっきり掴めずじまいでしたが、下の様な感じだったかと。
○開始直後
大黒 平本
藤田 河野
菅原 柴崎
高橋 福田
服部 飯田
土肥
○後半永里が入った時点(かなりあやふや)
大黒 平本
河野 福田
菅原 柴崎
永里 藤田
高橋 服部
土肥
○最終的に
大黒 林
弦巻 河野
服部 柴崎
永里 福田
高橋 藤田
土肥
・・・と思っていたら実は3バック(3-6-1)だったようで(公式を参照のこと)。そういえば、前半立ち上がりは5バック(藤田・高橋・服部・)のように見えましたね。サイドの2人(福田と藤田)はおよそ3バックでの中盤のサイドの選手の動きではなく、福田なんか完全にサイドバックの動きでした。藤田も左サイドで突っ立ってるだけで仕事ができていませんでした。前線では河野も中でプレイしてましたし。
1週開いての試合ならともかく、中3日でフォーメーションを変更するのは厳しかったように思います。選手たちにやる気が見えなかったこともありますけど。仮に選手のコンディションが上向きになったとしても、今節と同様のスタメンなら機能はしないのではないでしょうか。前線が1トップ2シャドーではシーズン当初のように大黒と平本、河野の連携がうまく取れなくて大黒が孤立。中盤も左サイドが藤田では厳しいのでは。4バックではサイドバックをやってるけど、そもそもサイドの選手ではないですから。
次節はどういう布陣で行くのやら。その前に、横浜戦のところで書いたように、もう一度基本的なところからやり直すのが先だな・・・。