ブログもどき

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2009.7.19 Jリーグディヴィジョン2 第28節 栃木SCvs東京ヴェルディ #栃木県グリーンスタジアム

渋谷から湘南新宿ラインで1時間半とちょっと(のはず)。結構近いだろうと思っていましたが、結構行くの時間がかかったような。初宇都宮です。いつものように観光とかしないで、駅とスタジアムしか行かない遠征なんですけどね。でもスタジアムで名物の餃子を食べることができ、ヴェルディは勝利と、なかなかにいい連休の中日を過ごすことができました。ちなみに今季アウェイに観に行って初めて勝利したところを見ましたね。

試合の中身について言えば、勝つには勝ったけど、結構改善点のある試合ではなかったかなと。1つ目が、2点目をとって以降の、カウンターでいけそうなところでもペースダウンさせてしまうところ。これは前からそういう傾向があって、そこはカウンターで行ってしまっても、無理して攻めてるってことにはならないだろうという場面でも、やってしまうのが非常にもったいない。4点とか5点取ってそれならまだわかりますが、1点や2点でそれをやってもねと。残念ながらヴェルディは100パーセント点を取られない、というチームではありません。仮に2点先制していて、同じようなことをやって、そのうちに1点返されました。その後勢いに乗った相手に押されてまた失点、最後の最後に試合をひっくり返されました、じゃギャグにもならないわけで・・・。得点は何点あっても邪魔にはなりません。3点、4点とって突き放せばより楽な展開に持ち込めるはず。相手の勢いだって削ぐことができるはず。ホーム徳島戦の後に大黒の、得点を重ねていやなイメージを持たせるというような内容のコメントがあったように、次に当たるときに優位にも働くはずです。順位の争いでも、勝ち点で並べば得失点差で決まります。取れるときに取る、というところでもう少し試合の運び方には改善の余地あり、と思います。

2つ目は最近はボールが良く繋げられるようになってきたためか、全体的にまた「繋ぐ」ことが目的になってないかという印象を受けます。ディフェンスライン(GKも含む場合あり)から中盤でボールを回して、中盤でスペースもなく、攻めあぐねた格好になり、ミスやらなにやらで相手ボールになる、という場面が多い。もっとシンプルに、大黒の動きを見て、裏にパスを出すという場面を多くしてもいいのではないでしょうか。そうすることで相手DFが大黒をより警戒して、ラインを下げて、中盤でのパス回しもやりやすくなるのかな、と。

3つめは河野。単独ではドリブルで見せ場を作っていましたが、イマイチチームとしての攻撃では絡めてませんでした。守備もいまひとつで、(ヴェルディ側から見た)右サイドでチャンスを作られることもしばしば。攻撃は全体的にうまくできていたわけではないので、河野だけの責任ではないと思いますが、守備ではもう少し対面の相手に気を配って欲しかった。

勝った試合なのにポジティブな文章がないってのはどうなんだという話ですが。いや、勝った事は素直に嬉しいんですけどね。勝ったときこそ気を引き締めないと、ってことで。