ブログもどき

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天皇杯 3回戦 東京ヴェルディ1969vsHonda FC

 ヤバイっす。いい意味じゃなくて本来の意味でヤバイっす。負けたこと以上に,あのメンツで,あんなサッカーをしてくれたことが,非常にショックでした。連中がこの先リーグ戦で起用されることはないんじゃないかと思わせる,大層な試合振りでした。俺は彼らが,今リーグ戦に出ている選手たちと遜色ない力を持っていると,彼らをヴェルディの主力としてリーグ戦に出しても,十分にやっていけると思っています。それだけに,今回の内容には落胆させられました。


 連中からは,とにかく覇気が感じられない。それなりにマトモだったのは,名波と吉原くらいだったかと思います。絶好のアピールの機会でしょうに。リーグ戦もラストスパートに入ったこの時期,今リーグ戦に出ているメンバーも疲れてるだろうから,そのうち自動的に出番は回ってくるだろう,とか思ってるんでしょうか。とにかく必死さが足りません。守備に攻撃に相手に完全に圧倒されていました。


 選手は動きがちぐはぐで,全員が好き勝手にポジションを取っているだけ(さらに動かないから始末が悪い)だから,ボールがただ回るだけで攻撃の体をなしていいない攻め。そのボール回しにしても,選手それぞれが好きにポジションを取るだけで,ボールをもらう動きをしないため,ボールを受けてから必ず2-3秒止まるという,恐ろしくテンポの悪いものでした。そしてパス出したらあとは完全お任せモードですよ。攻守の切り替えも果てしなく遅く,前の選手任せで後ろの選手はただチンタラ走ってるだけ。速攻の時も同じ調子で,見ていて腹立たしいことこの上なく。


 攻撃のちぐはぐさを代表しているのは,船越のポストに誰も反応しないっていうところでしょうか。そんな場面が何度もありました。あれはないでしょう。


 そんな中で佐藤と後半途中出場の廣山は,蔓延するどん詰まり感を打破しようと,動き回って奮闘しようとしますが,空回ってしまって余計にダメな方向へ加速させる結果を招いてました。佐藤に関しては,慣れないトップ下?での起用だったため,ある程度止むを得ないとは思いますが,もっと真ん中の高い位置でプレイして欲しかった。


 かえすがえすも,ひどく落胆させられた内容でした。しかし,これで目を覚まして,再び気を入れてスタメン争いに励んでくれれば,と思います。前向きに捉えるなら,それしかありません。