ブログもどき

適度に好きなことを書いていきます。

 機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者

 7月30日に観に行ったんだけど,その次の日から風邪を引いてしまってズルズルと書く機会を先延ばしにしてました。相変わらずの悪い癖・・・。


 渋谷じゃもうやってなかった(はず)ので新宿まで行って観てきました。公開してから相当経ってるからか,客は100人以上座れるところに僕を入れて15人程度でした(笑)。列に1人だけとゆったり座れて快適なことこの上なし。歌舞伎町の映画館でしたが,駅から10分程度歩いただけなのに汗だくになってしまって(^^;, もし人がたくさんいたら僕のそばに座った人と互いにイヤな思いをすることになるのでよかったです。


 第1部はアムロがカラバと合流するまで。"A New Translation"と銘打ってあるせいか,テレビシリーズと設定が変わってる部分がいくつかありました。エマがエゥーゴに参加してから30バンチに行かずに,それ以前に行った?ことになっててレコアから映像を見せられるだけになってたり,その30バンチでカミーユが戦うはずのライラとはジャブロー降下のときに戦ったり等。新しい台詞も追加されてて,シロッコの「言葉が走った」とかレコアの「大尉がお尻を触ったんです」(笑)とかテレビをみたことがある人でも楽しめるような出来。キャストの変更も特に違和感なし。当時2役だったところも(アポリーとか)新しく声優を起用。浅川悠のロザミアイイヨー。ぜひ第2部か3部では「お兄ちゃん」って言ってください。


 新規のカットはモビルスーツ戦がすごいよくできてた。ジャブロー降下時のMk-IIとガルバルディβ,ジャブローからヒッコリーに向かう時のMk-II&百式vsギャプランアッシマーなんかこれ見るだけでも金払った価値はあったような(大げさだけど)。ここらへん最後のほうは全部新規でした。人物はエマが目がつり目がちからやさしい目になってて全然違う人に。特に印象に残るのはロザミアで,妙なケバいねーちゃんからよりモビルスーツパイロットっぽくなってる。それでも17歳には見えないけど(笑)。それでもこの新作画により脳内ロザミア評価急上昇で,2部以降の登場シーンが非常に楽しみ。


 しかし20年前の作品なだけに新規のカットと元々の作画の違いが一目瞭然で違和感ありありなのはちとね。そりゃしょうがないんだけど。そこらへんは作監恩田尚之氏が自身のサイトでいろいろ書いてたし。新規のやつがすごくよくできてて,最後のほうがほとんど新規なんだからじゃあ全編新規に描きなおすのもありなんじゃないかと思ったり。多分観た大抵の人はそう思っただろうなぁ。後話の時間の流れがあんまり掴めなかった。テレビを観た者としてはちとはしょりすぎな感が。90分は短い。もう少し時間を足して欲しかった。1stの劇場版だって120分くらいあったはず。


 とまあいろいろ不満な点もあるけれど,総合的には観ておもしろかった作品だったと思います。高評価はロザミアに起因してますが(笑)。声が浅川悠という点でなおよし。


 第2部は10月29日公開。フォウが登場ですな。つきあかりさんのエントリーでも触れられているように,島津冴子からゆかな(つい野上をつけたくなる)にキャスト変更されてるんですよね。これを最初に見たときは軽くショックでした。サラもなぜか池脇千鶴だし。声優を辞めたわけでもないのに変更って,ねぇ。といっても別にゆかなに不満はないので,お2人がどう演じるのかは楽しみな部分(公式サイトの予告で軽く聞ける)。